ハンス J ·ウェグナー(1914〜2007)

ハンス J ·ウェグナーは20世紀のモダン家具デザインをリードした、デンマークの最も有名な家具デザイナーです。

1943年、自分のデザインスタジオを開設し作成した“チャイニーズチェア”は、1949年の“ラウンドチェア”とともに、彼のその後のチェアの基礎を形成しました。“ラウンドチェア”は、後に“ザ・チェア”として知られるようになります。“ザ・チェア”が、おそらくウェグナーの経歴の代表作であり、“ウィッシュボーンチェア”は、彼の最も成功したデザインであると考えられています。

ウェグナーのGETAMAとの協同は1950年代の初頭から始まり、ほどなくして、前からだけでなく後ろから見ても美しい“GE290”ソファが発表されました。また学生寮のためにデザインしたデイベッドは機能的でシンプルな中にも、ウェグナーの非凡なデザインセンスがうかがえます。さらにはこの頃からすでに、木の家具だけでなくスチールなどの素材を貪欲に取り入れたソファも発表しています。

また彼は家具のみでなく、美しいあかりのデザイナーでもありました。
1962年以来、彼のデザインした "THE PENDANT" は半世紀にわたり生産され続けています。"THE PENDANT" と、近未来的デザインの “OPALA シリーズ” (もともとはコペンハーゲンのホテルスカンジナビアのための70年代に設計されたもの)の両方が現在PANDULによって製造されています。

ハンス J.ウェグナーは彼の仕事に対して多くの国際的な賞を受賞しました。
1997年6月には、ロンドンのロイヤルカレッジオブアートで名誉博士号を授与されています。